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【WORLD STORY】マグロのディッシュに極上のコーヒーを楽しむ!? メルボルンのユニークなカフェ/コーヒー事情

《この連載は…》米国サンフランシスコ在住ライターが、海の向こうで見つけた「ちょっとおもしろい」記事をご紹介するシリーズです。

先日(2016年3月8日)、Square(スクエア)のPOSレジアプリに加えて、クレジットカード決済サービスも正式提供が始まったオーストラリア。

オーストラリア第二の都市・メルボルンといえば、カフェとコーヒーの新境地を切り拓いてきたことで関係者に知られている。この街にある「So & So Cafe(直訳すると「何とかさんのカフェ」)」は、以前からSquareをPOSレジとして導入していたカフェのひとつ。オーナーのウォーレン・ウー氏に話を聞いてみると、開業直前に天井が崩れるという信じられないハプニングを乗り越えてオープンにこぎ着けた経緯、現在進行形で変わり続けるメルボルン独特のコーヒー文化など、さまざまなエピソードを語ってくれた。

話のまとめ

  • 地域に付加価値を、ローカルビジネスの使命
  • オープン直前、店舗の天井が落ちるハプニングが?!
  • 独特の歴史が織りなす、革新的なエスプレッソ文化
  • マグロに自家製コンビーフ、コーヒーと召し上がれ
  • 単なる「商品と金銭の交換」を超えて


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— そもそも、この事業を始めたきっかけは?

長年、何か地域のためにリソースを提供できるような事業を展開したいとは考えていました。ビジネスパートナーのロドリゴと私は、事業を始める時期にちょうど近所同士だったんですが、周りにどこも、くつろげて、しかもちょっと知的にワクワクするような場がないことに気づいたんです。ローカルな事業にとって、人の興味を集めるような、付加価値になるようなものを地域社会にもたらせる、というのは大変重要ではないでしょうか。

 

開業からの半年間を振り返ると? 順風満帆だった?

当初は、新たなる挑戦と苦労への見返りが交互にやって来るような感じでしたね。オープン直前に備品を揃えていたら、店舗の天井が崩れ落ちて来たりして。気が滅入るようなハプニングといえばそうですが、運良くロドリゴの友人に解体業者がいて、比較的スムーズに残骸を除去してもらえました。最終的には物件の大家が天井の修理代を出してくれることになった流れで、店内のレイアウトを変え、遂には全体を改装することになったんです。度重なる挑戦の中にも光を見たような気がしたのを覚えています。

 

メルボルンのコーヒー事情は? 世界の他の地域とはどう違う?

メルボルンのコーヒー事情はとてもユニークと言えます。理由は3つ……飲まれている「もの」、「飲み方」そのもの、そして飲む「人々」の違いです。

飲まれている「もの」:
メルボルンには両大戦の間にイタリアから多くの人が移り住んできた関係で、根強いエスプレッソ文化があります。これは北米のフィルターを使ったドリップ式コーヒーの文化とは著しく異なります。さらに言うと、伝統にとらわれないメルボルンのエスプレッソは、ヨーロッパ式のそれを超えた、さらに新しい抽出方法や注ぎ方を実現しているといえます。

「飲み方」そのもの:
メルボルンは、ヨーロッパ式のカフェ/コーヒー文化と、イギリス式のフルブレックファスト(エッグ、ソーセージ、豆料理、マッシュルームに時折ブラックプディングを添えたものが典型的)の習慣とが奇妙に混ざり合った場所です。

そのせいもあって、当地のコーヒー事情もとてもユニークな進化を遂げてきました。世界中のどこを探しても本格的なエスプレッソと一緒にベーコンエッグの朝食や、しっかりとしたランチを出すカフェはなかなか見つからないでしょう。大抵はデニッシュのような甘いパンや、焼き菓子が主流ですよね。

近年ではさらに進化がすすみ、極上のコーヒーと「マグロの刺身、そら豆、半熟卵にアマランサス」や「自家製コンビーフ、ハッシュドポテトの千切りキャベツとネギ添え、ピリ辛オランデーズソース」 のような料理を楽しめる店も登場したんですよ。

飲む「人々」:
おいしいコーヒーの選択肢という点では、メルボルンのコーヒー愛好家は恵まれすぎていると言えますし、愛好家の側でもそのことを心得ています。最高グレードのコーヒー豆を炒るブティックロースターもあちこちで見ることができるほどです。高水準のコーヒーを求める、意識の高い顧客人口がこれだけ多いということは、商売をする我々の側にとってみればこの上なくラッキーですよね。

 

一番人気のコーヒーメニューは?

「偉大なる『地球の裏側』スペシャル(The great antipodean delicacy)」と、フラットホワイトです。

 

お使いのSquareレジは、どのように役立っていますか?

Squareのおかげで、POS を合理化し、アナリティクスによるデータも閲覧できるようになりました。これらのデータからは、業務の改善につながるような「新しい発見」が毎日のように浮かび上がってきます。

レジ登録商品の変更や更新も手軽です。提供メニューを流動的に組み替えて、それを逐一データで追跡するような「試験」もすぐに実行でき、売れ筋商品の見きわめに役立っています。

操作も明快で分かりやすいので、新人の教育コストも削減されたうえ、スタッフによる会計エラーも減りましたね。うちのようなスモールビジネスにとっては、業務ツールは「シンプルで効率的」なことが命です。

 

開業からの1年間で、一番の驚きは?

それでも少しは自由時間が取れていることでしょうか(笑)。周りにいわゆる起業家タイプの友人が大勢いるもので、彼らのワーカホリックなライフスタイルを見るにつけ、開業したら自分も仕事づくめになるものと思っていたんです。けれども良きビジネスパートナーや、コンパクトな商品ラインナップのおかげで、今のところ首が絞まらずに済んでいて、ありがたいですね。

 

事業を営むうえで、最も努力していることは?

一番心を砕いているのは、商品としてのコーヒーを提供することでなく、「ゲストをおもてなしする」こと。単なる金銭とサービスの交換を超えて、お客様との「つながり」をきづくことに価値を置きたい、と願っています。

 

自営業者として、一番幸せを感じる/報われると感じる瞬間は?

月並みかも知れませんが、自分が労力を注いでいるものが成長する様子を見守る、というシンプルな喜びこそが何よりの報酬ですね。あと、自分は統計マニアで不確定なことに耐えられない性格なので、信頼性の高い収益予測データを見ては幸福感に浸っています(笑)

 


飲食店をはじめ、業種も規模も問わず、さまざまなビジネスをお手伝いするSquare。オーストラリアでの正式提供を機に、これからもますますメルボルンのユニークなコーヒーシーンを支えていきます。

あなたのお店でも、はじめてみませんか。Squareでカード決済 、そしてその先へ。

(この記事は2015年3月16日に米国版Town Squareに掲載されたものを翻訳・編集してご紹介しています)

Squareについて詳しくはこちら

https://squareup.com/jp/about

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