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【商いのコト】どんなにいいお店でもお客さまは忘れちゃうんです

一緒につなぎませんか、失敗と成功と学びのバトン。全国 10万のSquare加盟店、その「点」をつなぎたい −− 商売のコトについて語り、次のお店に「バトン」をつなぐ。いくつもの点がつながっていくとき、新たな広がりがうまれるはずだ。

つなぐ加盟店 vol.1
お花のギフト専門店 フローラルポート 福田智雪さん

そんなんじゃあ儲からない

福田さんは「ひょんなことから」花屋さんになりました。

Seller Interview_Floral Port_1

サラリーマンとして福岡の百貨店に立ち、持ち前のガッツで営業成績を順調に伸ばした20代。
けれど時に理不尽な「会社勤め」、「年功序列の上下関係」に疑問を持ちはじめます。
そして先輩に言われた一言。「そんなにやっても給料が変わるわけでもないのに、福田はなんでがんばるの?」

−− なにか違う
−− 自分はこのままでいいのか。なにかもっとできることがあるはずだ

−− 独立してやろう!自分の商売をはじめよう

−− それなら何か人に喜ばれることをしたい
−− 何屋がいいだろう?
−− 花屋は特別な免許がなくても始められるらしいぞ

−− よし、花を売ろう

誤解を恐れずに言うと、自転車屋になっていたかもしれないわけですね・・・。

「なにせ『流れ』で花屋になったようなものですから、当時はバラとカーネーションの違いもわかりませんでしたね」と大真面目に話す福田さん。

「最初花は単なる商材だったのかもしれません。どうしたら儲かるか?そればかり考えていました。でもね、そんなんじゃあ儲からないんですよ」

花屋っていい仕事なんじゃないか

大口のブライダルの仕事で手一杯になり、店頭の小売に手が回らずにいたある日、ブライダルの仕事を打ち切られてしまいます。「当時の売り上げの大部分が消えましたね」

以来、福田さんは花を売ることに向き合い始めます。花を買ってくださるお客さまをみつめます。そしてある日、ふと気づきます。

Seller Interview_Floral Port_4

−− 花は贈る方も贈られるほうも嬉しくなる
−− 花屋っていい仕事なんじゃないか

「その頃からですかね、花を売ることは僕の社会貢献なんだって考えるようになりました」

−− どうしてお客さまは自分のお店で買ってくれるのだろう
−− どうすればまた買いに来てくれるのだろう

福田さんは貪欲に勉強します。マーケティング関連の講演へも足を運びます。技術的なことを勉強するフローリストは多いけれど、福田さんは商売をするということについて学びました。

どんなにいい花屋でも人は忘れちゃうんです

そんな折、偶然出会った「マーケター」の言葉がありました。

”お客さまがお店を選ぶのは、最初はなんとなく
”一度来店してくれたお客さまは自分のお客さま、また来てくれるなんていうのは幻想
”なぜなら人は忘れるいきもの。お客さまはお店のことを覚えていてはくれない

−− そうだったのか!忘れるのか!

−− では忘れられないためにはどうすればいいのだ?
−− … 思い出してもらえばいいのか

Seller Interview_Floral Port_3

なんだか謎かけのような解ですが、福田さんにとってやるべきことは明確になります。
お花を買ってくれたお客さまには、三日後にサンクス・レターを送る。三週間後にはお店の「スタイル・ブック」を同封してお手紙を送る。毎月のニュースレターも欠かさない。

そうして始めた活動は、徐々にお客さまの心に届き始めます。

お客様との距離が縮まってくると、売り上げは自然と安定していきました」
なぜなら、一年に一回でも花を贈ろうと思ったお客さまは、ふと福田さんのことを、お花屋さんフローラルポートを思い出すからです。

Floral Port
福岡県北九州市小倉北区大手町3-1

文:つなぐ編集部
写真協力:フローラルポート

スマホ決済のSquareは、フローラルポートをはじめ多くの小売店で利用されています


福田さんからつなぐバトン

福田さんから次の加盟店さまへのバトン質問です!このバトンをつなぐのは、だれ?

  • 社会の流れが速くなってきている中で、ご自身の仕事もそれに応じて変化していかなければならないと思います。その変化はどのようにして学び、またどのようにして自分の仕事に落とし込んでいますか?
  • 逆に社会的な環境が変わっても変えてはいけない、ご自身の思いや矜持をお聞かせください。
  • お休みはきちんと取れていますか? また取れているとすればどのようにお過ごしになっていますか?

専門チームが、あなたのビジネスに合ったSquareの使い方をご提案いたします。