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【WORLD STORY】困った従業員に向き合うためのベストな方法論

《この連載は…》米国サンフランシスコで見つけた「ちょっとおもしろい」記事をご紹介するシリーズです。
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個人で事業を営む経営者にとって、日々働いている中で従業員と真っ向から話し合うことは、避けられないことでもあります。

その理由は、仕事後のカウンターを丁寧に掃除していないというような些細なことかもしれませんし、遅刻を繰り返したり、チームワークに難があったりさまざまです。

何れにせよ従業員と足並みを揃えるには、話し合いをして互いの認識を合わせることが必要です。従業員の不十分だと思われる仕事ぶりに関してアプローチをする際は、十分に考えた上で対応しましょう。

まずは心の事前準備をする

ポインター研究所のリーダーシップとマネジメントの専門家 Jill Gaisler(ジル・ガイスラー)氏は、このような難しい課題に対し3本柱からのアプローチ(英語)をすすめています。その3本柱とは「準備」「集中」「サポート」です。

ガイスラー氏は従業員との会話を円滑にするために、明確な事実と背景を準備して臨むことを提示しています。そうすることで、間違って解釈されることを避けることができるのです。実際に話を切り出す時は、時間と場所にも気を配る必要があります。これから伝えるべきことが、従業員自身や仕事場にどれだけの影響を与えるかわからないので、事前に考慮しておく必要があるでしょう。

自身をマインドセットしよう

ハーバード・ビジネス・レビューの記事(英語)には、頭の中で上手くいかないと思ってしまうと、その会話は本当に上手くいかなくなってしまうと書かれています。そうならないためには、考え方をポジティブな方へと組み替える必要があります。この会話はあくまで彼らを前向きな方向に導くための建設的な意見であり、決してネガティブな評価ではないということを自分自身にも言い聞かせることが大事です。

会話のシナリオを用意しない

ちょっとしたメモ書きや伝えたい要点をメモに書き控えておくことで、伝えようとする意図をより自然で柔らかな響きにしてくれます。あくまで良き聞き手側として、彼らの思いを吐き出せる機会を与えましょう。自分の感情は一旦おさえ、平静さを保っておくことが終始客観的に伝えるための鍵となります。

議論すべき問題に集中すること

問題はうやむやにしてはいけません。彼らがなぜ不十分であるのか、具体的な例をあげて示す必要があります。彼らに「責任と義務」を意識させるためにも、今の彼らの行動が全体的にチームやビジネスにどういった影響を与えているのか説明しましょう。

自分が雇い主として従業員にどのような仕事ぶりを期待しているのか明確に提示し(自分がなぜダメなのかを分かっていないというケースがあるためです)、彼らが足りない部分を埋めるためには何ができると思うか、問いかけてみると良いでしょう。

必ず次へと繋げること

会話の最後には次に進むために何らかの目標を共に設定し、会話を終えることが重要です。今後のための成果指標を設けるのも良いし、その進捗を話し合うための次のミーティングの設定をするのも良いでしょう。次へ繋げるということは、自分がいかに真剣に向き合っているか、彼らの背中を後押ししようとしているのかを伝えるには有効です。

何よりも大事なのは、会話本来の目的が何なのかを常に忘れないでおくこと。小規模な事業者においては、一人一人全ての従業員が不可欠な存在です。だからこそ、彼らを成功へ導きたいという想いを確実に示すことができるよう心がけましょう。

 

※この記事は米国版Town Squareに掲載された記事を翻訳・編集してご紹介しています

訳:高枝まりん

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